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Home > 圧縮解凍ソフト > USBメモリで持ち運べる多機能な圧縮解凍ソフト「WinRAR Portable」
2010/09/07
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「WinRAR Portable」
海外製(日本語対応)
対応OS:Windows2000/XP/Vista/7/8/Server2003/Server2008(32bit/64bit共)
最終更新:2013.9.3
容量:約8.7MB
ダウンロードページ(英語):PortableAppZ: Search results for WinRAR
関連2chスレ:WinRAR - unkar@2ちゃんねる過去ログ検索

「WinRAR Portable」は定番の圧縮解凍ソフト「WinRAR」をPortableAppZがカスタマイズし、USBメモリなどに入れて持ち運べるようにしたものです。ZIPやLZHよりも圧縮率が高いRAR形式に圧縮できるのが特徴です。圧縮ファイルの中身を解凍せずに見られるので、解凍前に軽くチェックすることができ、ファイルを1つだけ抜き出すというときにも便利です。ポータブル環境ではシェル統合ができないため、使い勝手はあまり良くはないのですが、多機能なのでUSBメモリに入れておけば何かと役立ちます。(2012/2/7リンク等修正)(2012/2/28加筆修正)(2013/10/26加筆修正)
2014/12/16 追記:「WinRAR Portable」の新しい記事を書きました。インストール手順は↓のこちらを参照してください。
PerkedleApps製「WinRAR Portable」のインストール+日本語化手順

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WinRARの主な機能、特徴
  • RAR, ZIP, 7Z, ACE, ARJ, BZ2, CAB, GZ, ISO, JAR, LZH, TAR, UUE, Zの解凍に対応
  • RARとZIPの圧縮に対応
  • ファイルの分割圧縮、統合解凍ができる
  • リカバリレコードを付加することで圧縮ファイルが壊れたときに修復することができる
  • 圧縮ファイルにパスワードをかけることができる
  • 自己解凍形式の圧縮ファイルを作成することができる
etc

WinRAR 4.20日本語版のインストール手順
1.このページで「Download Portable WinRAR Multiversion Online」というリンクをクリックしてRapidShareからダウンロードする。(「to Download」をクリック→「WinRAR_Portable_Multiversion_32-64_Multilingual_Online.exe」の前にチェックを入れてから「Download selection」をクリック。 )
2.「WinRAR_Portable_Multiversion_32-64_Multilingual_Online.exe」を実行し、言語選択で「Japanese」(デフォルト)を選ぶ。
3.Version Numberに「420」を入れて、32bit版か64bit版かを選んでウィザードに従って適当な場所にインストールする。
以上で完了です。

WinRAR 5.00英語版のインストール+日本語化手順
※WinRAR 5.00はインストール時に言語選択で「Japanese」を選ぶとエラーが出てしまうため、英語版しかインストールできません。日本語化には2chの有志の方が作成した日本語化ファイルを使用しました。
【インストール手順】
1.同上
2.「WinRAR_Portable_Multiversion_32-64_Multilingual_Online.exe」を実行し、言語選択で「English」を選ぶ。
3.Version Numberに「500」を入れて、32bit版か64bit版かを選んでウィザードに従って適当な場所にインストールする。
【日本語化手順】
1.このページから「WinRARバージョン5.00専用日本語化ファイル(rev6.4.3)」をダウンロードし、WinRAR 5.00英語版で解凍する。(RAR5で圧縮されているので)
2.解凍したフォルダの中に「winrar.chm」と「RarLng.dll」があるので、これらをコピーして「WinRARPortable\App\WinRAR」フォルダと、「WinRARPortable\App\WinRAR-x64」フォルダの中に貼り付ける。
以上で完了です。

起動時のレジストリチェックを無効化する方法
ユーザーアカウント制御(UAC)がレベル2以上の場合、毎回
「You are not allowed to write to the registry!! Continue anyway?」
というダイアログが表示されてしまうのですが、以下の手順で消すことができます。
【設定手順】
「WinRARPortable.ini」をテキストエディタで開き、
CheckRegWrite=true
という部分を
CheckRegWrite=false
に書き換える。
以上で完了です。

おすすめ設定
  • スプラッシュ画面を消す
書庫を覗くときなどにちょっと邪魔になるので消しておきましょう。
「WinRARPortable.ini」を開いて「DisableSplashScreen=false」をtrueに変えるときえます。
  • サウンドを消す
出先で使う場合はオプション>設定で「サウンドを鳴らす」のチェックは外しておいた方がいいかと思います。

基本的な使い方
  • 解凍方法
圧縮ファイルをドラッグ&ドロップして「フォルダに解凍」ボタンをクリック。ダイアログが表示されるので、解凍先(最初は圧縮ファイルと同じ場所)を選んで「OK」をクリックすると解凍が始まります。
  • 圧縮方法
「WinRAR Portable」を起動して圧縮したいファイルを選択(フォルダならドラッグ&ドロップもできます)。「圧縮」ボタンをクリックするとダイアログが表示されるので、圧縮形式、圧縮方法などを決めて「OK」をクリックすると圧縮が始まります。(詳しい解説はこちら

まとめ、感想
僕は主に漫画などの画像ファイルを無圧縮rzipや、リカバリレコード付きの無圧縮rarに圧縮するときに使用してます。(「Leeyes」や「MangaMeeya」等の漫画ビューアなら圧縮したまま閲覧できます。)細かいファイルをまとめることで、ファイルのコピーや移動が速くなるのがメリットです。なお、漫画ビューア用に圧縮する際はフォルダを含まないようにしておくと、余計な階層が減って上に戻ったり前後のファイルに移動するのが楽になるのでオススメです。リカバリレコードについてはお世話になったことがないのでちゃんと意味があるのかイマイチ分からないんですが、一応大事なファイルを圧縮するときだけ付けてます。

漫画をリカバリレコード付きの無圧縮rarに圧縮する手順
1.画像ファイルの入ったフォルダを「WinRAR Portable」にドラッグ&ドロップする。
2.Ctrl+Aで全てのファイルを選択し、「圧縮」ボタンをクリック。
3.ダイアログが表示されるので圧縮形式は「rar」、圧縮方法は「無圧縮」を選択し、圧縮オプションは「リカバリレコードを付加」にチェックを入れる。
4.高度タブでリカバリレコードを3%に指定し「OK」をクリック。
以上でドラッグ&ドロップしたフォルダの中に圧縮ファイルができます。リカバリレコードの値を大きくすれば、破損ファイルを復活する可能性は上がりますが、3~5%くらいが一般的です。また、いちいち設定を合わせるのが面倒なときは、オプション>設定>圧縮タブの「デフォルトを作成」でデフォルト状態の設定を決められます。

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コメント


http://portableappz.blogspot.jp/2012/05/winrar-420-beta-2-411-32-64-bit.html

↑エラーなしです。
2012/05/25 23:16URL  #-[ 編集]


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